セミの鳴き声や種類についての雑学
セミの種類とセミの鳴き声について
ミーン・ミーンとセミが鳴く声が聞こえると、夏がやってきたなと思いますよね。
セミの鳴き声は夏の風物詩の一つとも言えます。
今回は、そんなセミの鳴き声とセミの種類についての雑学になります。
世界に生息するセミの種類は約3,000種類いると言われ、日本に生息するセミは30種類前後いると言われています。
(参考:セミwikipedia)
日本に生息しているセミの種類
- アブラゼミ
- エゾゼミ
- ミンミンゼミ
- クマゼミ
- ヒメハルセミ
- ニイニイゼミ
- ヒグラシ
- ツクツクボウシ
もちろん上記以外にも、色々な種類のセミが日本にも生息しています。
セミが鳴く理由は、外敵に襲われた際に鳴いたり、メスを呼ぶため(プロポーズ)に鳴きます。
また、セミの鳴き声も鈴虫(携帯では鈴虫の鳴き声が聞こえないの記事)と同様に携帯からは鳴き声が聞こえません。
携帯の周波数が3,400Hzまでなのに対して、セミの鳴き声の周波数は4,000Hz以上で鳴くセミが多い為だからです。
※正確には、1,000Hz前後の鳴き声のセミも少数ですがいるので全くゼロではありません。
セミの鳴き声について詳しく知りたい方はこちら(セミの図鑑)のサイトを参考にしてみてください。
また、セミの寿命は短いと言われていますが実はそんな事はありません。
セミの生態(ここではアブラゼミの一生)は、卵→幼虫→成虫と変態しながら一生を送ります。
卵の期間が約1年、幼虫の期間は約6年、そして成虫になって1~2週間と言われています。
セミが成虫になってから死ぬまでの期間は、1~2週間と一般的には言われていますのでセミの寿命は短いと思えるのですが、
卵から死ぬまでの期間を計算するとセミの寿命は7年あり、
実は、「昆虫類の中ではトップクラスの長寿」なのです。
セミと同じ時期に夏を思わせる昆虫に「カブトムシ」がいますが、
カブトムシの一生は約1年しかありません。(外国のカブトムシは2、3年位生きる物もいます)
もちろん卵から成虫になり死んでいくまでの期間です。
同じ昆虫のカブトムシと比べてもセミの一生は長いと言えますよね。
また、セミは成虫になってから1、2週間しか生きられないイメージがありますが、
本来、野外にいる自然のセミは成虫になってから1ヶ月近く生きているセミも多く存在するそうです。
人間がセミを飼育する事がとても難しく直ぐに死んでしまう、セミの飼育は難しい事から
セミの寿命はもって1、2週間と伝わるようになったと言われています。
まあ、実際にセミを捕まえて虫籠にいれていても直ぐに死んでしましますよね。
ですから、成虫のセミを捕まえるのは止めておきましょう。
最後に、セミの羽根は生物学上“昆虫類”ですので「羽」とは言わず「翅」(し)と呼びます。
以上が、セミの鳴き声や種類についての雑学になります。
スポンサーリンク
タグ:動物・生き物の雑学